闘病記14
12月29日
手術後3ヶ月半程が経過しまして、自分でも驚くほど身体が回復してきたのを感じています。
何より手術跡の痛みがかなり楽になりました。2週間くらい前迄なら痛くて車の運転も自分では出来ないほどでしたが、今は自分で運転も出来るように。
回復してきたら、一度は家族で阿蘇に行きたいね〜と言っておりましたが、今は火山活動が活発で火口見学が出来ないはず。仕方なく阿蘇の方は「三大○獣
地○最大の○戦」のDVDを借りてきてラ○ンの出現シーンを見学することで我慢しまして、ちょっと規模は小さいけど別府市が誇る伽藍岳の火口を見学することに。登り道はまだキツイ〜!息も絶え絶え…
以前一度行った事があるのですが、今回行ってみたらなかなか壮観で改めてその素晴らしさに圧倒されました。
ここから別府の温泉湯が全て供給されてるのか~と思うとまた感無量。自然の素晴らしさを感じました。
また思うのはこの「自然」は、あくまでも「奇跡的」なのであります。火山活動があり、そこで50年くらい前に降った雨水が熱せられてふもとに流れ、その熱湯がちょうどいい温度まで冷まされてそこに人間が浸かって疲れ等を癒やす…
これを奇跡と言わずに何と言えばいいのでしょうか。
僕の手術もそうなのですが、一度命を失って生還させて頂いた身としては、手術後は生きていること自体が奇跡なんだなぁ~と感じる事が増えました。
釣りも正にそうですね。僕達がこの世に産まれる遥か以前から海は準備されていて、しかもその中に様々な生き物がいて、それを船で出て行って釣って楽しむ。この全てが遥か昔から用意されていた!
う〜ん、奇跡と言わずとして何と言えば良いのでしょうか。
船釣りを一生の間に一度でも経験出来るという事は、本当に感謝すべき事であるなぁ、と感じずにはいられない時でありました。
…手術後どうも感傷的であります…
伽藍岳を下りて来て、そこにある塚原温泉に入ってきました。
以前「ブラタモリ」で紹介されてたこの温泉、酸性が強くておしりの穴がピリピリする〜とタモリが言ってたので、そんなに酸が強ければ普通の一般人は入っちゃいけない特別な温泉なんだろうと勝手に想像して敬遠しておりました。
でも今回の機会にと入ってみたところ、心地よい!
それ程粘膜がピリピリする程ではなくて、ちょうどいい刺激というか優しく全身を包んでくれる感じ。
塚原温泉、オススメです!